和歌山生協連の活動

3月13日 役職員研修会

【2014.04.11 更新】
  2014年3月13日、県連会員生協の役職員が、協同組合の思想と理念を学び、ポスト国際協同組合年について考える機会とすることを目的に、兵庫県にある「賀川豊彦記念館」と「阪神淡路大震災記念人と防災未来センター」を見学しました。19人(医療2人、学校2人、全労済3人、紀の国2人、高齢2人、市民5人、県連3人)が参加しました。
 
 「賀川豊彦記念館」では、参与の西義人さんより、賀川豊彦の生い立ちや業績など、今までに知りえなかったことまで詳細に説明いただきました。賀川豊彦が行った事業で、「救済・助け合う・自立・防員・教育・社会運動」の仕組みを作ったのは、すべて「貧しい人、弱い人のためのしくみ」であると述べられました。

 
 
参加者の感想より
「賀川豊彦記念館」での講義と見学の感想
 
◆今回、賀川豊彦記念館にて1時間30分の講習及び記念館見学で、有意義な時間を過ごし、とても貴重な経験になりました。今まで和歌山高齢者生協で働いていましたが、賀川豊彦さんの事は全く知りませんでした。病気を患って、短い人生の中で貧しい人々のため弱い立場の人々のために、様々な社会運動をしたり、仕事を探したり、学ぶ場を作ったり、診療所を作ったり等をして現在の協同組合や労働組合、農業組合を創りあげたすごい人だと思いました。また、日本全国や世界に目を向け感じたからこそ広い考え方が生まれているのだと感じました。
 私がこの講習で一番印象に残っていることは賀川豊彦さんの「一人は万人のために、万人は一人のために」という言葉です。このような人生を送ってきたからこそ伝えられる素晴らしい言葉だと思いました。自分自身も小さいことからでも、組合員さんやともに働く職員さん、身近な人々のために役に立てる・喜んでもらえる仕事が出来ればと感じました。そして、様々な人とのつながりを大事にして、助け合える関係を築けるように自分自身も成長したいと思いました。(高齢者生協参加者)

◆人のために頑張られた方を知ることができて良かったです。色々な運動をした方なのに、思想が社会主義だから教科書に載らないのは変だなと感じました。(中央医療生協参加者)
 
◆賀川豊彦氏の多面的な活動に脱帽。協同組合のお話では、生協の父と呼ばれていることがよくわかりました。賀川豊彦氏の基本精神や社会運動が生協運動にも引き継がれ、今日的な発展をとげてきたこがよくわかりました。(中央医療生協参加者)
 
「阪神淡路大震災記念人と防災未来センター」見学の感想

◆人と防災未来センターに行くのは初めてでした。館内に入り、まずそれぞれの地域の震災の瞬間の映像を見ました。何度もテレビで見たはずの光景です。しかし、その映像に恐怖感を覚えました。この映像を館内に入って初めに見せるというのは、すごく有効的だと思います。恐怖感を抱くことで、その後の展示物等を注意深く見ます。人は怖いから、助かるためには…と必死で考えるのではないでしょうか。
 館内には、様々な展示物がありました。時間の配分をうまくできなかった私は、半分程度をさっと見たところでタイムリミット。ただ、その中で強く感じたことは、人の絆の大切さ。展示物には、失った家族との思い出の品がたくさんありました。また、地域の住民の連携により救助されたことも書かれていました。ハード面での防災準備はもちろん大事です。でも、私たち生協として、ソフト面、近所の方とのつながりや地域との連携にも目を向けていくことも防災の一つとして大切なのではないかと考えさせられました。(高齢者生協参加者)
 
◆私は阪神・淡路大震災が起きた時は小さい頃だったので、ほとんど何も覚えておらず、震災体験の映像や写真を見てとても勉強になりました。減災グッズでソックスが重要というのは初めてしりました。(中央医療生協参加者)
 
◆阪神・淡路大震災の経験を風化させない、語り継ぎその教訓を未来に生かしていくというセンターの見学は、近い将来起こるであろう南海・東海地震での防災、減災そして、いのちの大切さを学ぶことができました。約20年前の大震災の出来事がよみがえり、支援にでかけたことを振り返ることができました。災害文化の形成は安全・安心な社会、いのとの大切さを拡散していくうえで、大事な課題だということが見学を通してわかりました。(中央医療生協参加者)